催眠Q&A

ひと言で”催眠”と言っても、いわゆる「催眠術」のようなショー的要素の強いものから、当研究所で行う「催眠療法」のように科学的、医学的にも証明されているものまで、様々なものが存在します。
それ故、”催眠”という言葉に抵抗があるという方も多いのが現状です。
そこでこのページでは、よく皆様からお寄せ頂く催眠に関するご質問とそのお答えを掲載致したいと思います。
”催眠”を正しくご理解して頂く手助けになりましたら幸いです。

全18件 2ページ分あります。Q.1〜Q10を見る

Q.11

催眠でタバコをやめられますか?

A.11

禁煙の暗示によりタバコをやめることは可能な場合があります。
呼吸の調整や自律訓練法によりタバコを吸わないことによっていかに自分にプラスがあるかを暗示します。
しかしながら、タバコを吸うことによって無意識で自己を調整している場合もあり、このような場合、無理にやめると心のバランスを崩し新たに調整をしようするため、全く別の形で症状として現われることもあります。

Q.12

診療は個人で行うのでしょうか?

A.12

基本的には、完全個人指導です。
クライアントのプライバシー保護、リラックスと集中をしやすくする為です。
例外もあり始めての場合何をされるか不安だとの訴えのある場合など、付き添いの方が同席されても問題ありません。
ただ付き添いの方が『見学したい、心配だからついていたい。』と言われてもクライアントが望まない場合はお断りしております。

Q.13

催眠療法の効果はどれくらいの期間で現れてくるものなのでしょうか?

A.13

かなりの個人差があります。
長年にわたる症状が一回でとれるケースもあれば、2、3回続けても好転しない場合もあります。
クライアントのパーソナリティや症状の根の深さにも影響されます。
私には効果が無いと疑いながら逃げ腰で受けるようでは、治るものも治りません。
最低10回(1クール)は受けられることをおすすめします。
10回の治療を受けて全く何も変わらなかったとおっしゃる方はほとんどいません。
(例:気にする・・10回、苦にする・・30回、とらわれる・・100回)

Q.14

特に悩みはないのですが、自分の能力を引き出すこともできるのでしょうか?

A.14

十分に可能です。
潜在的に埋もれていた能力や性格を引き出すのは催眠のもっとも得意とする所です。
(1)記憶力が上がった 
(2)判断力がよくなった 
(3)運動能力が向上した 
(4)視力があがった
(5)集中力があがった 
等々・・他にもたくさんの例があります。
人間の脳は数10%しかつかわれておらず、残りの潜在能力にはたくさんの可能性を秘めていると言われています。
その可能性をを目覚めさせ、自己啓発に催眠を利用することも十分に可能です。

Q.15

催眠療法による効果は、どれくらいの期間持続するのでしょうか?

A.15

催眠による暗示効果というものは言わばメッキのようなものです。
その時にはそう思ったり、そう考えたりできても時間を置くとまた古い観念に支配されてしまいます。
個人差がありそれを強化し、信念になるまで繰り返し行うことが必要です。
再発を防ぐためにもゆっくり時間をかけて治す心構えが必要です。
効果を早く得ようとしたり持続させようとしてあせればあせるほど逆に時間がかかり、持続する時間も短くなります。

Q.16

催眠にかかると何もわからなくなってしまうのでしょうか?

A.16

どんなに深い催眠状態に入っても、自分が何を聞いているのか、また何をしているのか、全て意識の中にあります。
ただし、幻覚域までの催眠状態に入った場合催眠中のことを覚えていないことがあります。

Q.17

女性スタッフはいらっしゃいますか?
また、 料金はどのくらいかかるのでしょうか?

A.17

はい、常時女性スタッフもおります。
料金に関しましては、資料請求へのメール及び、直接お電話でお問い合わせください。
TEL 045-475-0840
資料請求はこちらからどうぞ

Q.18

“催眠”と“催眠術”の違いは何ですか?

A.18

“催眠”と“催眠術”、催眠そのものに違いがあるわけではありません。
“催眠“とは、心と体の緊張を和らげることにより、人工的に作られた睡眠に似た状態です。わかりやすく言いますと、起きている状態と寝ている状態の間が“催眠状態”です。睡眠(すいみん)と違い、催眠状態においては簡単に暗示を与えることができます。
そして、この催眠状態(変性意識状態またはトランス状態)を起こさせる技術を“催眠術”といいます。また、暗示感性(暗示に反応すること)を促進させ、より暗示に反応しやすくする技術をいいます。
催眠には、“ショー的催眠”(テレビなどで行われている)と、催眠療法(治療目的)があります。
一回限り、面白おかしくスピーディーに格好よく“見せる”のが目的であるショー的催眠に対して、繰り返し継続して心身の緊張(無意識の緊張)をゆっくり緩めて行くことに意味がある催眠療法の催眠は、“治療”が目的になります。また、催眠には他者催眠と自己催眠があることを忘れてはなりません。
ショー的催眠を説明しますと、被験者は“興味、安心、信頼”という三原則を必要とし、術師とのラポール(信頼関係)が成り立たってこそ催眠状態(変性意識状態、トランス状態)へともっていくことが出来ます。術師にもよりますが、他者催眠では、被験性を見るために簡単な被験テストを行い、そして運動支配、感情、感覚支配、健忘、幻覚までもっていければ術師は本望でしょう。
催眠術に関しては、個人差はありますが勉強と経験をつむことにより、数ヶ月でマスターすることも可能です。
催眠療法は、精神療法の一つで心理学と精神医学に基づいた科学的な療法です。
歴史はかなり古く、実際に臨床の場で使用され、研究、応用されてきました。現在では、その特性を利用して神経科、心療内科では自律訓練法、産婦人科では無痛分娩、歯科においては無痛抜歯などにも使用され実績を残しています。
催眠療法においては、“リラックス(くつろぎ)、集中、暗示”の三原則から成り立っております。
治療が目的なため、催眠療法で足りないものは心理療法で補います。
緊張を和らげ、ゆったりとした気持ちを抱き、セラピストに委ねることで、暗示により無意識の物の観方、考え方、受け取り方を変える方向に導き、症状を軽減していく方法です。
催眠は時として奇跡的な効果を現す場合もありますが、万能ではありません。暗示の効果と言うものも個人差はありますがメッキのように剥がれやすいものです。
1回の治療で症状が取れても、再発することもありえます。
よってゆっくり、じっくり治す気持ちでいた方が早く効果が現われます。
相手の気持ちになって行うため、時間もかかるものです。
また、催眠療法に関しては、やはり勉強と経験はもちろんですが、人の心と向き合うことが必要なため、決められたゴールと言うものがなく、セラピストとなっても常に研究を続けることが必要かと思われます。

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